痔
2022年02月23日 18:00
補足。
あれ、①で既に書いたかどうかわからないんですが。
入院中に、肛門の奥が、ズキズキと痛くなってきたんですよね。
で、看護師さんとか、主治医さんが、各日ぐらいに、ぐりぐりと肛門を触診して、
「そうですね、腫れてますね、なんででしょうね。
しばらく様子を見ましょうか」
という感じで日がすぎていったんですよね。
という感じで日がすぎていったんですよね。
数日たつと、本当にもう、小便しても、大便しても、
腹筋に力を入れて起きたり座ったりするだけでも、激痛が走るようになったんです。
痛み止めをそのつどもらっていたのですが、
「この痛み止めは〇時間開けないと、処方できません」
と言われて、
ただひたすら、寝て、トイレいって、痛み止めをもらえる時間を待つ、
という、今思えば地獄の日々でした。
そのうち、発熱してきたので、
おかしいな、IVHかどこかで雑菌が入ったのかな、という話になりまして。
今だったら、CTとかMRIとか検査できたと思うんですけど。
で、これはどうやら肛門付近に膿がたまってるな、
切開して排膿しようか、
という流れで、外科医に相談したらしいんですよね。
たぶん、当時、肛門科に診察できていれば、すぐに診断下りたと思うんですよね・・・
「肛門科の専門医以外は、肛門の外科は、数時間、学習して終わりですよ」
って、肛門科の専門医さんが言ってた言葉を、今ブログを書いている時に思い出しました。
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2021年01月02日 13:58
続き。
私は単純痔ろうだったので、「くり抜き法」の手術でした。
シートン法(セトン法?)の説明も受けたのですが。
幸か不幸か、潰瘍性大腸炎で入院中、退院が近づいたころ、
「たぶん手術しても持病には影響しないでしょう」と言われたタイミングで、
痔ろうの根治手術をしてもらいました。
これがもし休職期間じゃなかったら、いつ手術して、何日休もうか、お盆がいいかな、
など悩んでいたところでしたが。
総合病院の手術室だったので、全裸、剃毛、尿道カテーテルと完全な体制でした。
麻酔医も来られて、下半身のみの硬膜外麻酔をしてもらったのですが、
これが、まったく効かない。
「確かに入ってますよ?」「これ以上の量は入れられません」というやりとりを聞きながら、
麻酔効いてないと手術するわけにもいかず、雑談して時間をつぶす、医師団。
で、かなり時間がたって、あきらめかけたころ、下半身の感覚がまったく消えて、
完全に麻酔が効いたのでした。
特殊体質? 麻酔が効くのは遅い、でもちゃんと効く。
そういえば、歯医者でも、大腸ファイバー検査の鎮静剤も、効きが遅い。
医師団だったのは、研修医がいたからかも。ここ、そこ、とか指示の声が聞こえてきました。
焦げた匂いもしてたのですが、麻酔がきいていたので、まったく痛くなかったです。
それよりも2時間ぐらい? 腹ばいの姿勢になって、
もともと弱いおなかが圧迫されつづけるのが、一番つらかったです。
「もうすこし、今動かないで」と言われていたので。
あと、手術が終わってからの尿道カテーテル抜くのが痛かった。
手術後は、当分の間、椅子に座るのにとても勇気がいります。
今も痛いですが。当時よりマシ。
いろんな円座とかクッションとか探すようになります。
おすすめなのは、普通の円座ドーナツクッション、空気を入れるチューブタイプの円座、
最近はやりのジェルクッション、
携帯用に、空気を入れるタイプのもの、
などなど。
ちなみに円座はマタニティグッズとしても喜ばれます。
病院でお借りしてた、毛皮みたいなふわふわの座布団が最高だったのですが、
2020年11月08日 16:38
続き。
紆余曲折は端折りますが、痔ろうの通院と、手術には、いろんなパターンがあります。
①消化器内科のある総合病院で手術
メリット:
・潰瘍性大腸炎など持病、服薬を含めトータルで診てもらえる。
・持病の悪化など、万が一のことに対応可能。
・症状によるかもしれないけど「特定疾患受給者証」の「自己負担上限」に、
痔疾の治療費や薬代を含めることができるかもしれない
デメリット:
・本当かどうかわからないですが、肛門科の医師の談。
・普段、命をつなぐ大手術を毎日こなしている歴戦の外科医にとって、
・痔疾の手術なんてものは、研修医や若手がやるものであると。
・普通の外科医は、痔疾については数時間しか研修を受けていない。
②肛門科のある病院(保険適応)で手術
メリット
・毎日肛門を見ている専門医なので信頼できる。
・日帰りにも対応している。
・女性の医師がいるところを探すこともできるので女性も安心。
デメリット:
・日帰りで手術できるのはありがたい。
・が、手術の種類によっては、再発率が高かったりする場合もある。
・手術の次の日からの日常生活はけっこうツラい。通院もキツい。
③肛門科のある病院(保険外)で手術
メリット
・とにかく専門医。患者も全員痔主という連帯感
・保険適用外の手術や投薬が選べる?
デメリット
・とにかく高い。診察だけで8千円ぐらいすることも。
①で、手術件数が豊富なところが見つけられればベストですね。
続く?
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2020年10月10日 21:14
続き。
「肛門周囲膿瘍」という病名がついて、それで終わりではありません。
この、肛門陰窩から肛門の外にできた穴、トンネルが、治らないままになると、
「痔ろう」にレベルアップします。
っていうか、「肛門周囲膿瘍」から完治することはほとんどないらしいです。乳幼児ぐらい?
この、穴があいた状態で生活が続くのですが、
人によっては、意外と痛くない場合があるそうです。
私は、違和感を感じたり、患部が熱を出すようになるたびに、切開して、膿を出してもらいました。
勝手に表面だけ治癒し、穴がふさがってしまうほうが、排膿ができなくて、痛くなるのですね。
家族にピンセットなどで穴を開いてもらおうと思いましたが、さすがに怖くてできないと。
痛くないと、放置してしまい、再発を繰り返して「穴」が複雑化すればするほど、
治療がやっかいになります。
私は複雑痔瘻になるまえに、手術しましたが、再発の可能性は常にあるみたいです。
ほおっておいても治らないので、再発したらまた手術しようと思います。
2020年10月01日 18:35
私のケースでいうと、実は、痔の知識がまったくなかったので、
入院中、「なんかお尻の奥が痛い」という状態から始まりました。
今思うと、膿んだきっかけは、注腸の先っぽが当たったとかではないかと。
看護師や医師に、お尻をグリグリ指で触られて、「そこが痛いです」「腫れてますね」
というやりとりが続く日々。
だんだん激痛になって、立って歩けない、大も小もトイレをするだけで痛む、寝れない、
という状態が続きました。
ある日、消化器内科の主治医が「時間つくってもらって、外科医連れてきたから。今から切るよ」と言われて、
夜に切開が始まりました。
そして前述した、排膿処置。絶叫。
排膿すると、一気にラクになって、微熱も下がりました。
ただ、次の日から、毎日のガーゼ交換が地獄。
グリグリ入れて、抜いて。